永遠の0 読了後のちょっとした感想

少し前に、読了しました
 
「永遠の0」
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0とは零戦のことで、
主人公は太平洋戦争時の零戦パイロットです
 
構成も斬新で、インタビュー形式で各章がつながっていきます
 
各章毎に話は終わるものの、ストーリー展開が早いので
読み手を飽きさせません
600ページ弱でもあっとういうまでした
 
自分は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」
を毎年1回は読むようにしています
 
なぜかというと、
いつまでたっても、いくつになっても「蜘蛛の糸」が
素晴らしい小説に思えないからなんです
 
芥川ファンの方スイマセン 
「蜘蛛の糸」は芥川作品の中で絶賛されている短編小説ですが
 
究極の選択をする人間(生と死)に、他人のことなど
考えている余裕などない!と自分は思うのですが
 
お釈迦様が躊躇なく糸を切る下り、なんかで 
芥川の考え方には、づっとついていけなかったんです
 
 
「こんなお釈迦様なんかいてるわけがない!」
と思ってました 
はっきり言って、嫌いな、いやな小説です
それでも、毎年読むんやから
裏を返せば凄い小説なんかなぁ・・・ 
 
話はそれますが、
映画の「セブン」も自分はこの部類です
 
嫌いなんですが、また見てしまいます
 
ですが、 
この小説を読んで、芥川の美学が
少しわかったような気がしました
 
男の生き様、死に様 
(違うかもしれませんが)
 
男の美学はこれ!
 

作者(芥川にも)に突きつけられているようでした
 
少し欲を言えば、 
最後のたたみかけるような
ストーリー展開の中で、 
あれだけ、死ぬことを拒絶していた
主人公なんで
 
もう少し最後の厚みが欲しかったかなぁ・・・
 
 
とわいうものの
感動するし、考えさせるし
 
凄い小説でした
 
もう一回、同じ作者の「ボックス」
を読んでみようと思います
 
 
ということで、 
今日は、まじめな読書感想文でした
 
自分が読むのは 
だいたい、年間にして50冊くらいです
 
少ないですかねぇ?
 
新書も含めて
この小説は 
今年いきなりのBEST1でした 
 
あまり、ブログでは
それぞれのとらえ方、感じ方、趣味嗜好があるので
本や映画の感想はあまり書かないようにしています・・・
 
これは、違いました
是非、機会があれば、読むものがなければ
一度読んでみてください
「永遠のゼロ」
 
 
 
では、今日はこのへんで
 
 
今日は
星 飛雄馬でした
 
 
明日は、そう
矢吹 丈
 
自分の中の「三大ヒーロー」
 
伊達 直人
星 飛雄馬
矢吹 丈
 
みんな、心やさしいんです
 
では、このへんで、
おやすみなさい(-_-)zzz
 
また明日(^O^)/ 
 
 
今日の走行距離 7キロ
谷六からの帰宅ラン
 
月間走行距離
90キロ